2014年5月23日金曜日
妙高365物語◇本格そば打ち◇
5月22日に開催された本格そば打ち講座は、そば打ちとうたっておきながら
そばは打ちませんでした。
ですが…そばの実を石臼を使い、「自分で挽いてみる」、「挽いたそば粉で料理する」の2つの事を学びました。
展示品の石臼は見たことがありましたが、実際に自分で挽くことができると思っていなかったので、とっても貴重な体験をさせていただきました。
想像していたより回すのに力が必要だったことに驚きました。
男性の参加者の方でも「重くて大変」と話していました。
2種類の石臼で挽いたのですが、出来上がったそば粉の粗さが違いました。
写真右側の石臼は、昔ながらの石臼で、挽き終わったそば粉はとっても粗いものでした。
フルイにかけ、できたそば粉を触ってみると、昔ながらの石臼で挽いたそば粉は粗いのですが、とってもしっとりとしていました。
そばの香りも昔ながらの石臼の方が良かった気がします。(私の気のせいかもしれませんが…)
機械で挽くより石臼の方が、摩擦熱があまり出ず、そばの実に負担を掛けずに挽くことができるそうです。そばの香りは、熱に弱いそうで機械で挽くと摩擦熱が高く、香りがなくなってしまうそうです。
次にそば粉を使った料理を教えていただきました。
作ったものは、「そば粉のロールケーキ」、「そば粉クレープ」、「そばガレット」の3種類。
そば粉でいろんな料理ができることを知り、感動しました。
・クレープは、生地を甘くせず、鴨肉がを入れた味噌をぬり、おかずとしてもおつまみとしてもいいものでした。
・ガレットは、クレープと同じ生地ではありましたが、焼き方にコツがありました。焦げる寸前までしっかり焼くのがポイントだそうです。
生地を流し入れ、すぐに卵を真ん中に割りいれます。周りにハム、細かく刻んだトマトとチーズを散らし、生地の端を織り込み四角にしてできあがりです。
朝食にでてきたらうれしい一品です。
・ロールケーキは、中のクリームがなんと、そば粉カスタードクリームです。ちょっとだけ味見をさせていただきましたが、ちゃんとそばの香りがするクリームでした。(おいしかったです)
小麦を使った料理や米粉を使った料理はたくさんありますが、今回の講座で
そば粉の可能性を学ぶことができ、とてもいい勉強になりました。
次回の本格そば打ち講座もお楽しみに!!
妙高365物語『おばあちゃんの知恵袋』
5月19日に開催された『おばあちゃんの知恵袋』では、ワラビやイタドリの保存方法などを学びました。
ワラビの保存方法は、地域によっていろいろな方法がありますが、今回の講座では「ワラ灰」を使っての保存の仕方を実際に行いました。
この時期になるとたくさんとれるワラビをさっと茹で、ワラ灰の中に入れ乾燥させる保存方法ですが、ワラ灰はアクを抜くのに使ったりもします。
重曹を入れるのが一般的な方法だとおもいますが、重曹のかわりに一掴みのワラ灰を入れてアクを抜く方法があるそうです。
今回は、茹でたワラビをワラ灰の中に入れ、混ぜて乾燥させるという保存方法!
わらを燃やしてワラ灰をつくりました。
そこに茹でたワラビを投入。
ワラビとワラ灰をよく混ぜ合わせ後、乾燥させるために天日干しをします。
この日は、天気が良かったので、とってもよく乾燥できました。
乾燥させている間に・・・ハートランド妙高周辺を少し歩き、「アケビの新芽」がどれなのかを実際に探しに出かけました。
この日は、天気が良かったので、とってもよく乾燥できました。
乾燥させている間に・・・ハートランド妙高周辺を少し歩き、「アケビの新芽」がどれなのかを実際に探しに出かけました。
アケビの新芽は、しゃきしゃきした食感とほろ苦い味が魅力的な山菜で、高級食材を教えていただきました。
淡い紫色したアケビは見たことがあったのですが、花を見たことがなくこんなにかわいいなんて知りませんでした。
こんなかわいい発見をしつつ、ウィークエンドカフェでおいしい昼食を参加者のみなさんといただき、楽しい時間を過ごしてきました。
今回の講座は、本当においしい…ではなく、勉強になり、楽しい講座でした。
次回のおばあちゃんの知恵袋は、「ラベンダーの摘み取りと活用術」です。
ハートランド妙高に香りのいいラベンダーをたくさん摘み取り、摘み取ったラベンダーの活用法を学びます。
ぜひ、ご参加ください。
▶開催日 6月22日(日)
▶時 間 9:00~12:00
▶参加費 2,000円
お待ちしておりま~す!!
2014年5月14日水曜日
♢妙高笹ヶ峰高原 夢見平トレッキング♢
今朝まで気がかりだった天候も笹ヶ峰乙見湖休憩舎に着くころには、青空が広がり高原の澄んだ空気が心地よく迎えてくれた。受付を済ませ、班分けをし、準備体操をして第1班から夢見平うさぎコース4.5㌔のスタートをきった。まず乙見湖通路を通り急な階段を登り湖面を見渡すと何とも言えない絶景が飛び込んで来た。ダムの青い湖面に周囲を覆う残雪の山々、焼山からは噴煙の登る様まで見渡せた。ひと息入れてから吹き溜まりの残雪を滑り下りた所からカタクリやキクザキイチゲが歓迎してくれた。所々残雪の通路の両わきには、カタクリ、イチゲ、ショウジョウバカマ、エンゴサク、エンレイソウなどの咲き始めを楽しむことが出来た。箕の池では珍しいクロサンショウウオやカエルのたまごを見る事ができた。夢見平ではミズバショウと残雪の三田原山のコントラストが良かった。しょうぶ池ではミズバショウの間に黄色いリュウキンカきれいに咲いていた。2時間のコースを終え、乙見湖休憩舎に戻り、昼食をいただき、食後 笹ヶ峰に30年通い詰め、夢見平コースづくりの開拓者築田さんに講演をいただき、より夢見平の魅力を感じる事ができた。
バスで山を下り、杉の沢温泉「苗名の湯」で疲れをとり、帰路についた。
バスで山を下り、杉の沢温泉「苗名の湯」で疲れをとり、帰路についた。
準備体操 |
残雪を歩く |
夫婦泉でひと休み |
ミズバショウと三田原山 |
しょうぶ池 |
休憩舎周辺で昼食 |
2014年5月4日日曜日
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